chouette blanche

2020/10/11 18:24

新しいサブスクは、Tabiのコーヒー

 
11月からお届けするコーヒー豆はコロンビアのコーヒーです。

 

Colombia Finca El Cedro Tabi Lot 3

 

農園名:El Cedro(エル・セドロ)
農園主:Francisco Cuchimba(フランシスコ・クチンバ)
位置:San Antonio, Inza, Cauca(カウカ県インサ市サンアントニオ)
標高:2,050M
栽培品種:Tabi
生産処理:Fully Washed
農園面積:2ha

<History>

当マイクロロットは、Cauca県Inza地域のASORCAFE農協に所属する、小規模農家のFrancisco Cuchimba氏によって生産されました。スペシャルティコーヒーの世界において、個々の生産者のロットが注目されるのは良くあることですが、そういった小規模農家では、家族のメンバーの協力によりコーヒーが生産されているということは覚えておかなければなりません。当ロットはその良い例であり、農園主のFrancisco氏だけでなく、彼の家族全員の支えにより生産されたコーヒーとなっています。
San Antonioの街から車で約1時間、ラバの足跡が残る道を走り続け、泥にまみれ草で覆われた馬小屋をいくつか通り抜けると、Cuchimba一家の家にたどり着きます。家の煙突からは煙がもうもうと出ており、庭では雄鶏が素晴らしいコーヒー農園を守る守護者のごとく頭を凛と伸ばしています。
一家の女家長であるMarcelina氏は、テラスに腰掛け、良い豆と欠点豆を手作業で仕分けています。こうした品質を維持するための努力はスペシャルティコーヒーに必要不可欠な要素であり、
その役割は家族全員によって担われています。
Cuchimba一家は世界のスペシャルティコーヒー市場にアクセスするために、ASORCAFE農協に参加しました。農協のアドバイスと支援を受け、ついに彼らのコーヒーの品質はスペシャルティ
市場で認められるようになりました。
ASORCAFEはCauca県における約450人の生産者のコーヒーを取り扱っていますが、本ロットに関しては、Cuchimba一家のロットのみから選別されたものとなっています。ASORCAFEに持ち込まれたロットは全てPedregalの施設でカッピングテストされ、85点を超えたロットはInza Caucaのマイクロロットとして管理されています。それに加え、MercantaのパートナーであるPergaminoの働きにより、高得点のもののみならず、ユニークで唯一無二な特徴を持つコーヒーも管理されるようになりました。
こうした厳格な基準を設けることで、このEl Cedroのロットのような、とても小規模ながら、特別なマイクロロットを輸出することが可能になっています。

Tabiとは!?

コーヒー豆の品種の名前です。今回こちらのコーヒー豆を選ばせて頂いたきっかけも品種によるところがあります。ティピカ・ブルボン・ティモールハイブリッドの交配種になります。ティピカやブルボンのように良いフレーバーを持ちながらサビ病の耐性ある品種とされています。

コロンビアではよく見かける品種なのですが、日本であまり見かけることのない品種です。

長年にわたる研究の結果、様々な交配を重ねて生まれたハイブリッド種になります。

届いた生豆の袋を開けると、生豆の状態ですでに柑橘系の香りがします。
これはちょっと驚きました。早速焙煎してみるとやはり柑橘香りが前面にきます。

 

印象としては、"みかん"という感じ。

 

甘さもあって、とにかく明るい元気になるコーヒーです。

 

 

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